3年ぶりに行動制限のないバレンタイン!今年トレンドは「自分へのご褒美」だそうで、売るほうも買うほうも、大いに盛りあがりそうな予感。
健康や環境問題にフォーカスしたチョコレートや、有名ショコラティエの日本初上陸アイテムなど、海外の気になるヴィーガン(ビーガン)チョコレートをご紹介します。
【目次】
- 日本初上陸のブランド
- ファビアン・アデル (FABIEN DEAL)
- ライラ (LYRA)
- ヴィーガン ロー・チョコレート
- マヌーコ(MANUKO)
- ヴィーガン・ビーントゥバー
- マルメ (MALMO)
- ハイセンスなビーントゥバー
- マルメ (MALMO)
- まとめ
日本初上陸のブランド
ファビアン・アデル (FABIEN DEAL)
「ショコラティエ・ブイエ(セバスチャン・ブイエ)」で約10年間シェフを務め、有名ショコラティエの商品開発にも携わるファビアン・デアル氏。
2022年秋、フランスの南東部に位置するリヨン近郊の街にブティックをオープンしました。
そんな「ファビアン・アデル (FABIEN DEAL)」から、乳製品を一切使っていないのに、まるで生クリームを使ったように味わい深くてクリーミーなガナッシュや、こだわりのプラリネが味わえる多彩な11種類のビーガンショコラBOXが発売されます。
写真上:ファビアン・アデル「ヴィーガンショコラ BOX」(11種計12個入)(3,996円)
「ファビアン・デアル」は、髙島屋限定販売。
髙島屋の年に1度のショコラの祭典、世界中のチョコレートを集めた「アムール・デュ・ショコラ」は、2023年1月18日(水)~2月14日(金)までの期間、全国の髙島屋14店にて順次開催。
ライラ (LYRA)
スロバキア発、日本初上陸のブランド「ライラ (LYRA)」。
ライラのオーナーのキャロル氏は、ベルギーの大手チョコレートブランド「Leonidas (レオニダス) 」退職後にライラを立ち上げました。
カカオにこだわり、カカオ豆の栽培から製造まで自社で行います。エシカルや環境にも配慮した、できる限りシンプルでカラダにやさしい素材を使ったビーガンチョコ。
写真上:ライラ ヴィーガンタブレット4種セット 2,482円(税込)
(ダーク、ココナツミルク、ラズベリー、ナッツ)
バレンタイン便ということで2023年1月末に予約締め切りとなっていますが、売り切れないうちに早く注文したほうがいいかも!
フェリシモ「幸せのチョコレート」サイトで、予約販売。
〈LOVE & THANKS 基金〉
「幸福のチョコレート」の商品価格の約1%は、ガーナのカカオ農園の生活支援や児童労働をなくす活動「スマイル・ガーナプロジェクト」に運用されます。
ヴィーガン ロー・チョコレート
マヌーコ(MANUKO)
世界の才能が集まり、新たなチョコレートが生まれているというオーストラリア。
ビーガンカフェや食品を扱うところも多く、若手のショコラティエは、お店を持たずアトリエだけで勝負する方も増えてるそう。
メルボルンの「マヌーコ(MANUKO) 」は、オーナーショコラティエのマシュー ハーディーさんが、一人で作るロー・カカオを使ったチョコレート。
写真上:マヌーコ ミントローチョコ&ラズベリーチョコ 3,129円 (税込)
ロー・チョコレートとは、カカオを焙煎をしないチョコレート。
カカオの栄養素であるポリフェノール、テオブロミン、ビタミンやミネラルなどが普通のチョコより多く含まれているのが特徴です。
フェリシモ「幸せのチョコレート」サイトで、予約販売。
カカオを焙煎せず48℃以下で加工し、熱に弱い酵素をそのまま生かしたヘルシーなロー・チョコ。豆腐のようなやさしい食感、最先端のヘルシーチョコ!
29円が「LOVE & THANKS基金」として運用されます。こちらも、早めの予約がおすすめ!
ヴィーガン・ビーントゥバー
マルメ (MALMO)
「MALMO CHOKLADFABRIK (マルメ・ショコラファブリック)」は創業1888年、スウェーデン・マルメ市に本社と工場を持つ、北欧で最も歴史のあるブランド。
EUのオーガニック認証をスウェーデンで初めて受けた100%オーガニックなチョコレートは、原料であるカカオ豆から仕入れ、独自の製法で動物性食材・乳化剤・白砂糖などを使用せずに作られます。
【ブリックチョコレート:80g】×3枚(ヴィーガン3種)
ダークチョコレート/ペルー85%、ダークチョコレート/ドミニカリパブリック70%、ダークチョコレート/シーソルト65%
ブリックチョコレートシリーズ、フレーバーの違うヴィーガンダークチョコレート全6種は、いずれも1,404円 (税込)。
ハイセンスなビーントゥバー
写真上:マルメ サンビラノ マダガスカル 70% ビーントゥバー ヴィーガン 1,944円 (税込)
マダガスカル産のカカオ豆で作られたビーントゥバー・チョコレート。
このシリーズは、ほかに2種あり、グアテマラ産のカカオ豆で作られた「アルタベラパズ グァテマラ 70%」、エクアドル産のカカオ豆で作られた「エスメラルダ エクアドル 70%」いずれも1,944円 (税込)。
ブリック・オ・ショコラは、仏語でチョコレートのレンガという意味。
ビーントゥバーとは、カカオ豆(Bean)からチョコレート(Bar)までを製造者が一貫して手掛けるスタイルのこと。
小さなチョコレートバーからブリックまで、いろいろなタイプのオーガニック・ヴィーガン(ビーガン)チョコレートが揃います。
パッケージも大人っぽく、食通の方や、味の違いがわかる方にも喜ばれそう!
まとめ
カラダにやさしく、サステナブルなヴィーガン (ビーガン) チョコレートが増えています。
この時期にしか買えないものは、争奪戦!
今年は特に、チョコ好きな人にとって本気のバレンタインデーになりそうですね。
※海外ブランドのヴィーガン (ビーガン) チョコレートについては、こちら
ガナッシュとは、通常、チョコレートに生クリームを合わせたものをいいます。
19世紀、溶かしたチョコレートにうっかり生クリームをこぼしてしまった見習いに向かって、「ガナッシュ(まぬけ!)」と親方が怒鳴った (それが、とてもおいしかった!)という説や、フランス南西部ではganacherは「ぬかるみを難儀して歩く」という意味があり、それが由来ともいわれます。
プラリネとは、通常、砂糖を熱してカラメル状にし、ローストしたアーモンドやヘーゼルナッツを混ぜ合わせ、すりつぶしてペースト状にしたものを、溶かしたチョコレートに混ぜたもの。
ドイツ語のプラリネマッセ(pralinemasse)が語源。
参照:
サロン・デュ・ショコラ/チョコレートの用語集
株式会社 明治
ガナッシュとは?生チョコやトリュフとの違いや分離する原因と対処方法