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【錦糸町~清澄白河ビーガン散歩】緑と水辺の風景、珈琲と文化と人情の街を歩く

最先端と懐かしさが交差する墨田区エリア。観光スポットも多く、外国人観光客にも大人気。ビーガンフードを提供するお店も増えています。

今回は、再開発が進む「錦糸町」~歴史や文化、芸術と珈琲を堪能したい「清澄白河」をお散歩します。

目次

  • 錦糸町
    • SASAYA CAFE (ささやカフェ)
  • 清澄白河
    • B TO GO
    • MISONOMI (みそのみ)
    • POSH
      • 萬年橋/ケルンの眺め 
  • まとめ

錦糸町

墨田区の南部に位置する錦糸町といえば、「東京スカイツリー」。駅周辺は、古くからの繁華街である南口エリアと再開発の進む北口エリアがあり、全く異なる顔を持ちます。

西側に南北に延びる、運河を埋め立ててできた「大横川親水公園」は、お散歩に最適!

総延長およそ1.8kmの細長い公園は、ゲートボール場や釣り堀、多彩な生き物が生息するビオトープなどが点在していて、お年寄りから子どもまで楽しめます。

SASAYA CAFE (ささやカフェ) 

倉庫として使われていた建物をリノベーションした「SASAYA CAFE (ささやカフェ) 」は、大横川親水公園沿いのオーガニック&ヴィーガンカフェ。隣には「ささやギャラリー」を併設しています。

店内は天井が高く、開放感抜群!密にならない、気持ちよい空間です。

同じ敷地内には「すみだパークシアター倉 (そう)」があり、お芝居やミュージカルなど様々な演劇が上演されています。

ノマドワークしつつ、ランチをいただきました

今年で10年目を迎えるカフェのメニューは全てビーガンだから、安心して注文できます。

キャッチフレーズは「Enjoy eating the veggie way! = 野菜を楽しもう!」

できるかぎり農薬をひかえた食材、お菓子もすべて自然素材やオーガニックな調味料を使って手作りされています。

月イチで楽しいワークショップも開催されているので、ぜひチェックしてみて!

清澄白河

錦糸町から二駅、清澄白河に到着

重要文化財に登録されている「清澄庭園」や、江戸時代の深川の町並みと当時の人々の暮らしぶりを再現した施設「深川江戸資料館」、芭蕉と俳句文学関係の資料を展示する「芭蕉記念館」、現代アートを中心に集められた公立の美術館「東京都現代美術館」など観光スポット目白押し。

国内のブルーボトルコーヒー、ここが一号店
こちらは、残念ながら、まだ年始でお休みでした

レトロで文化的な雰囲気が漂う清澄白河は、お洒落なカフェやコーヒーショップの激戦区としても注目されているエリアですね。

コーヒースタンドブームのパイオニア的存在「ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ」(写真上)や「エスプレッソとライフスタイルを融合した」というコンセプトのカフェ「iki ESPRESSO TOKYO」(写真下)など、わざわざカフェを目指してくるファンも!

B TO GO

住宅街で、さりげなくオープンしています

清澄白河駅から徒歩5分、森下駅からは4分のところにある、ビーガン・グルテンフリーカフェB TO GO」。

Base(拠点)、 Balance(調整)、 Be(自分に戻る場所)がコンセプトで、2020年11月にオープン。

こじんまりとしていますが、とても居心地の良いカフェ。酵素玄米のカレーや玄米フェットチーネ、ヴィーガンケーキなどがスタンバイ。

ヴィーガンキャロットケーキ600円(以下、税込)とオリジナルブレンドコーヒー600円。セットで-50円引きに。

お店オススメのフェトチーネは、さわのはな玄米粉と馬鈴薯澱粉から作られたモチモチグルテンフリーパスタで、ワンパック380円でテイクアウトも可能。

店内でもいただけるデリのビーガンチーズ (木綿豆腐、有機ココナッツオイル、青森産にんにくなどを使用) も880円/100gで購入できます。

そいみん。

「観光ですか?」「ゆっくりできましたか?」と声をかけてくださったスタッフの方、さりげない心遣いに、ほっこり。

近所にこんなお店があったら、毎日通いたい!

MISONOMI (みそのみ)

コスメやスイーツショップのような、ハイセンスなディスプレイ

ふと通りがかったMISONOMI (みそのみ)は、外観からは何のお店かわからないガラス張りの洗練された雰囲気。

なんと、キャンバスに見立てた最中にフリーズドライの具材と生味噌を盛り付けていただく、オシャレなスープの実を販売するお店です。

お味噌汁とおむすびのセットもありました

米みそ・玄米みそ・麦みそを使ったスープそれぞれに、アート作品のような名前がつけられていて、お湯を注ぐ前からときめきの時間が楽しめます!

ビーガンOKなのは、玄米みそベースのスープ (写真の4種)

店内でもいただけますが、テイクアウトも可能。今なら、インスタグラムのフォローで、サンプル一食分がもらえます!※2023年1月8日現在の情報になります。

お家で作ってみました
具材をセットしたら、あとはお湯を注ぎ、溶かします

ビーガンOKの「蓮根とクコの実のキヌアみそスープ」(写真) は、プチプチのキヌアと、蓮根のシャキシャキした食感、ほんのり甘味を感じるクコの実、美容にも良さそうな具材がしっかり入っています。

そいみん。

やさしいお味のみそ汁です。華やかなので、贈り物にしても喜ばれそう!

POSH

看板もないのに、この人・人・人

2021年11月にオープン、今も超人気のロースイーツパティスリーPOSH」。

ロースイーツを提供するアトリエ兼カフェで、グルテンフリー、デイリーフリー、添加物フリー、そしてビーガン!韓国カフェのような内装も話題で、この日も100%女子で満席でした。

行列ができるフルーツサンド専門店「ダイワ中目黒」でも知られる愛知県岡崎市の八百屋「ダイワスーパー」が毎朝市場で選び抜いたフルーツや、農家直送の最高においしい旬のフルーツをたっぷり使うというタルト。

見た目も美しすぎて、うっとりしてしまいます。

同じ清澄白河にある焙煎所「HAGAN ORGANIC COFFEE (ヘイガン オーガニック コーヒー)」で毎朝焙煎したフレッシュなコーヒー、生のアーモンドから搾ったクラフトアーモンドミルクなど、ドリンクにもこだわっています。

そいみん。

こちらも、スタッフの方がとてもフレンドリー。

一人で訪れても気取らずリラックスできるのは、このエリアならではかもしれません。これ、超重要なポイントですよ!

萬年橋/ケルンの眺め

小名木川(おなぎがわ)にかかる「萬年橋」

POSHの近く、萬年橋から望む清洲橋の風景「ケルンの眺め」です。

「清洲橋」は、ドイツ・ケルンのライン川にかけられた吊り橋をモデルにしています。鉄製の吊り橋は、関東大震災の震災復興事業として架けられたもの。永代橋、勝鬨橋とともに重要文化財に指定されています。

そいみん。

夜景も美しいとうわさ、ロマンチックなデートにいかが?

ちょっと古いですが、清洲橋周辺は、明石家さんまさん&大竹しのぶさん主演の「男女7人夏物語」や、広末涼子さん主演の「20世紀ノスタルジア」の舞台にもなった場所です。

独特のムードで、確かに絵になります。

まとめ

スカイツリーと澄み渡る青空をながめながらの錦糸町散歩、新店のカフェだけでなく、昭和の風情たっぷりな「のらくろロード」商店街や、セレクトショップも点在する清澄白河散策。

あわただしい毎日から逃避して、一日かけてゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

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