ビーガンとうたっていなくても、実はビーガンチョコである場合も
最近増えているチョコレート専門店やBean to Bar チョコレートメーカーは、国内外問わず環境問題への意識や、生産者との関係性を大切にするところが多いですね。
Bean to Bar チョコレートとは、カカオ豆の焙煎からの工程を一貫しておこなう手法のこと。
お店によって、カカオ豆の産地や原材料の選び方、製法に個性があります。
一般的なチョコレートには、ミルクや砂糖が多く使われていますが、こうした専門店ではハイカカオで乳製品を含まないものや、白砂糖の代わりにてんさい糖やココナッツシュガーなどを使い、甘さでごまかさない良質なチョコレートが販売されています。
また、ビーガンとうたっていなくても、ビーガンが安心して食べられるチョコレートを見つけることができる可能性大。
砂糖の代わりに、黒糖やきび糖を使っていたり、動物性ミルクの代わりにナッツ由来のミルクやライスミルクなど植物性ミルクを使ったものなどがあれば、お店の人にビーガンOKであるか確認してみましょう!
英国からやってきたビーガンチョコレートを試してみた
お店の人にいろいろ聞くのは苦手…という方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、まだまだ数は少ないですが、いくつかの海外ブランドのビーガンチョコレートを選ぶのもひとつです。写真は、オーツミルクを使ったビーガンチョコレートブランド HiP Chocolate(ヒップチョコレート)。
「LOVE COCOA」のJames Cadcury(そう、あのキャドバリー)が2021年英国で発売した、サステイナブルなプラントベースのビーガンチョコです。
日本でも去年11月に販売スタートしました。デパートのポップアップストアや輸入元のオンラインショップ(EMDM/https://emdm.jp/)などで手に入ります。
先日、たまたま試食販売していたので、味を確かめてみましたよ。
「オーツミルク」を使ったクリーミーなビーガンチョコレート
オーツミルクを使っている理由は、
・サステイナブルである
・栄養がある(食物繊維・タンパク質・亜鉛やビタミン・マグネシウムなど)
・クリーミーでなめらかな仕上がり
グルテンフリー、アレルゲンフリーで、より多くの人が楽しめるチョコだそう。
一般的なチョコレートに比べてお値段は高めですが、パッケージも印象的でギフトにもオススメです。
ビーガンとあえて言わなければ、普通のチョコレートとかわらぬおいしさ!
オーツミルクチョコレートに、砕いたプレッツェルをブレンド。塩味がアクセントになっています。お酒と合わせるといいかも!
フレーバーは4種類ありましたが、一番シンプルなオーツミルク(写真右)と、塩プレッツェルのビーガンチョコレートを試食。ビーガンとあえていわなければ、普通のチョコレートとしか思えないおいしさでした。
体にも環境にも優しいビーガンチョコレート、いろいろ試してみたくなりました。
期間限定フレーバーや焼き菓子などを出しているお店など、ビーガンチョコレートは進化しています!