植物ミルク、楽しんでいますか?
オーツミルクやアーモンドミルクなど、植物ミルクの選択肢がどんどん増えていますが、ドリンクにそのまま加えたり、お菓子づくりや料理まで幅広く使える「豆乳(ソイミルク)」を選ぶ方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
ブランドや味わいもさまざまな豆乳、健康に良さそうだけど、市販のパック製品に入っている添加物が気になるという声もあります。
そこで今回ご紹介するのが、自宅で無添加豆乳が作れる「SOYMIL(ソイミル)」。実際に使ってみた感想や、おすすめレシピをお伝えします!
目次
- SOYMIL(ソイミル)とは
- ボタンひと押し約30分で無添加豆乳が完成
- 実際に使ってみました
- シンプルな豆乳
- 豆乳+ココア
- 豆乳+いちご
- 豆乳+くるみ+白ごまペースト+菜食つゆ
- 豆乳+大根+玉ねぎ+味噌+野菜だし
- 豆乳+カレー
- SOYMILの始め方
- まとめ
SOYMIL(ソイミル)とは
国産在来品種の大豆と水を、専用のブレンダーに淹れるだけで、自宅で簡単に無添加豆乳を作れるのが、SOYMILです。
在来品種大豆は、近代的な育種の対象とされず、ある限られた地域で生育・保存されてきた品種のこと。
大豆のほとんどを輸入に頼っている日本では、古来から受けつがれてきた在来品種は生産量が少なく、担い手不足も問題になっています。
「SOYMIL」は、「この地域でのみ育っている大豆」が未来の世代に紡がれていかないかもしれないという危機感から生まれたブランドです。
全国各地の産地へ足を運び、どんな産地の在来品種で豆乳が作れるのか、風味の違いなども調査した結果、以下のようなラインナップが揃いました。
1.宮城県産 「ミヤギシロメ」
2.滋賀県産 「みずくぐり」
3.長野県産 「一人娘」
4.長野県産 「ギンレイ」
5.滋賀県産 「近江青大豆」
どれもスーパーでは売っていない、遺伝子組み換えをされていない特別な品種だそう。
ボタンひと押し約30分で無添加豆乳が完成
スリムで場所をとらない、SOYMILブレンダー。
ボタンは、豆乳モード・スープモード・フレッシュジュース&洗浄モードの3つだけ。
操作も、超簡単。用途に合わせて材料を入れ、ボタンを一回押すだけでほったらかし調理できます。
こちらのブレンダー、出来立ての温かい豆乳以外にも、具材を加えてスープやジュースがあっという間にできちゃいます。
少量(1人~2人分くらい)に対応しているので、作りすぎることもなく、めちゃくちゃ便利!
実際に使ってみました
シンプルな豆乳
豆乳は、動脈硬化防止、イソフラボンの代替ホルモンとしての働きや骨粗鬆症予防など、期待される効果がたくさんある健康飲料。
大豆タンパク質をたっぷり含んだ豆乳は、体内での吸収・分解に時間がかかり満腹感を得やすいため、間食予防やダイエットの味方にもなってくれます。
SOYMILブレンダーに、大豆と水を入れてスイッチを押すと、30分後にはおいしくフレッシュな豆乳が出来上がりました。粒も残らず、サラッサラな液体になっています。
※写真は、大豆20g×2袋、水量メモリはMAXで作りました。一人分なら、その半量でOK!
豆乳+ココア
カカオ ポリフェノール、リラックス効果が期待できる成分テオブロミン、第6の栄養素と言われるほど注目されている食物繊維、カルシウム、マグネシウム、銅、亜鉛などのミネラル分を含むココアも、健康ドリンクのひとつ。
SOYMILで作った豆乳に、ココアパウダーとお好みの甘み(アガペシロップやメープルシロップなど)をサッと溶かして、オートミールやブラン、シリアルにかければ、時間がない朝でも簡単にパワーチャージできます。
グラスに氷を入れて注げば、アイスココアの完成!
〈アイスココアの分量〉
豆乳150㏄、ココアパウダー小さじ2、塩少々、甘味と氷は適宜
豆乳+いちご
お肌を綺麗にしてくれるだけではなく、むくみまで解消してくれる美容効果、目の網膜に働きかけるポリフェノールのアントシアニン、白血球の活動を活発にし、体内に入ったウイルスや細菌を退治するビタミンCをたっぷり含んだ、いちご。
実は、いちごの本来の旬は5月頃。これからです!
生のいちごをフォークでつぶして、SOYMILで作った豆乳を加えれば、風邪気味の時におすすめの「いちごのホットスムージ」ができます。豆乳やいちごの割合は、お好みでOK。
このままカップに入れて凍らせると、さわやかな「いちごシャーベット」ができますよ!
冷やすと、甘味が感じづらくなるので、その際はあらかじめ甘味を2~3倍にして凍らせるのがポイント。
完全に固まるまでに、途中で2回くらい冷凍庫から取りだし、全体を混ぜ合わせて濃度を均等にしましょう。
豆乳+くるみ+白ごまペースト+菜食つゆ
蕎麦好きにおすすめなのが、くるみ蕎麦。植物性材料のつけ汁だから、ビーガンも安心。
すり鉢に、くるみをすりつぶし、白ごまペースト(白練りごまでもOK)・菜食つゆ(手作りビーガンだしでもOK)・豆乳を混ぜるだけ。
〈くるみ蕎麦の分量〉
蕎麦 乾麺 2束
くるみ ローストしたもの 50g
白ごまペースト 大さじ1
菜食つゆ 50㏄
豆乳 50㏄
豆乳+大根+玉ねぎ+味噌+野菜だし
わざわざスープを作るために、買い出しに行く必要もなし!
たとえば、この日は冷蔵庫にあった大根と玉ねぎで、SOYMILのレシピ「大根の豆乳ポタージュ」に挑戦してみました。
ほのかな豆乳の甘味が、大根独特の苦みをおさえてくれて、あっさりしたポタージュになりました!想像以上に、おいしい!
滋賀県産 近江八幡市産の「みずくぐり」という大豆を使ってみました。
琵琶湖の水害を何度も乗り越えて「水をくぐっても実らせる」ことが名前の由来。甘味<さっぱりなのが特徴。
豆乳+カレー
カレーは好きだけど、辛いのが苦手な方におすすめなのが、ミルクカレー。
写真は、冷凍庫にストックしておいた「枝豆のカレー」を、SOYMILで作った豆乳を加えて温めなおした玄米ミルクカレーです。
ベースのカレールーさえ作っておけば、甘くも辛くも調節できますね。
SOYMIL豆乳を加えてルーをのばせば、ほどよいとろみのミルクカレーができます。お子様にも喜ばれるマイルドな味わい、お試しあれ!
SOYMILの始め方
SOYMILの利用方法は、大きく分けて、
定期購入 マンスリープランは、こちら もしくは、通常購入の2パターンがあります。
※今回は、ブレンダーと大豆の飲み比べKIT 併せ買いプランを試してみました。
1袋20gで1〜2杯の豆乳ができますが、産地や品種の違う5種の大豆が10袋入って1セットになっています。
こちらのブレンダー、もちろん豆乳以外にもお使いいただけます。ポタージュやフレッシュジュースが、豆乳同様のカンタンステップでつくれてしまいます。
レシピは自由自在ですが、SOYMILのサイトにも、いろいろなレシピが載っているので、普段料理をしない方でも大丈夫!
まとめ
食事の際に、温かい汁物が一品あるだけで、栄養バランスが整うだけでなく、気持ちもなんだかホッとしませんか。
市販のスープ商品だと、化学調味料や添加物が気になってしまうという方や、おうち時間を手作り料理でもっと充実させたい方、時短でもできるだけ安心なものを口にしたい方、フレッシュな豆乳を毎日摂りたいあなたにも、SOYMILが助けになるかもしれません。
SOYMILなら、デザートづくりにも活用できますね。豆乳レシピの幅も広がりそう。
SOYMILのインスタグラムも、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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※豆乳はマズい?正しい飲み方解説は、こちら
宮城県が誇る在来品種大豆の代表格「ミヤギシロメ」を使ってみました。
阿武川のほとり、仙台湾の近くで育ち、上品な風味が特徴。クセがなく飲みやすい!大豆の皮も残っていないので、口当たりもいい!