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大盛況!オーガニックビーガンマルシェに行ってみた

2023年5月4日(祝)、千葉県松戸市にあるオーガニックスーパー「クランデール」にて、同店初の「オーガニックビーガンマルシェ」が開催されました。

生き物や環境にやさしい「持続可能な次世代のライフスタイル」として認知が広まるビーガンは、一方で添加物やケミカルなものが使われた製品も増えていることから、今回のマルシェでは「本物のビーガン」にこだわったそう。

会場の様子とともに、今、人気上昇中のビーガンイベントについてお伝えします。

目次

  • オーガニックビーガンマルシェについて
    • イベント会場/「クランデール」「ココシーズンズ」
    • ビーガンマルシェを主催/精進双葉
    • 和ビーガンシェフ/本道佳子さん
    • 個性あふれる出店者のみなさん
  • 人気上昇中のビーガンマルシェ
  • オーガニックビーガンマルシェに参加してみた感想

オーガニックビーガンマルシェについて

イベント会場/「クランデール」「ココシーズンズ」

複数の出店者が自慢の商品を持ち寄り、即売会や催しを行うマルシェ。こだわりの商品や希少品、ほかでは手に入らない限定品などを目当てに、遠方からも多くの人々が足を運びます。

今回のイベント会場は、オーガニックスーパー「クランデール新松戸店」(松戸市横須賀1)の敷地内にある「ココシーズンズ新松戸店」店舗前の駐車場

2018(平成30)年から「オーガニックココマルシェ」と題し、毎月第1土曜に屋外マーケットを開催。一部の利用者から「動物性の食材は食べない」という声があり、その人数も年々増えていることから、ココマルシェとは別に、動物性の食品を一切あつかわないマルシェを行うことにしたそう。

クランデールについて

オーガニックスーパークランデールは、国産の有機野菜や特別栽培野菜、無添加調味料などを扱うスーパーマーケット

2001(平成13)年にスーパーマーケットとしてオープン。2011(平成23)年、東日本大震災をきっかけに食品の安全性に対する顧客の関心が高まったことから「化学物質をできるだけ排除した商品を中心に販売する」と宣言して業態転換。

現在、取扱商品のおよそ7割が、オーガニック、特別栽培、化学薬剤不使用のもの。 新松戸店や野田本店など、千葉県内に数店舗展開しています。

ココシーズンズについて

2023年3月1日、クランデールの敷地内にオープンした「ココシーズンズ」は、有機栽培・農薬不使用の青果、法定ワクチン以外の薬を使っていない牛・豚・鶏肉、天然の魚介類、化学薬剤不使用の加工品の専門店

そいみん。

日本中探しても、ここまで安全性にこだわるお店は、なかなかありません!私もすっかりファンになりました。

ビーガンマルシェを主催/精進双葉

精進双葉」は、精進料理・ビーガン&ベジタリアン・グルテンフリーのお店。オーナーの江良星美さんは、葛飾区で精進料理教室を運営しながら、都内を中心に定期的にナチュラルビーガンマルシェを開催されています。

(写真上は、過去に購入した、江良さんのお料理「精進うなぎ酵素玄米丼」)今回は、オーガニックマルシェとコラボ!

そいみん。

この日のマルシェは11時オープンで、私が到着した13時には、江良さんのお料理は全て完売していました。残念だけど、人気なのは喜ばしい!

和ビーガンシェフ/本道佳子さん

今回のマルシェのスペシャルパーソンは、知る人ぞ知る、和ビーガン料理人の本道佳子さん!2018年にイタリアで開催された「The Vegetarian Chance」で準優勝。また、NPO法人「国境なき料理団」を立ち上げ、病気の方との食イベント「最期の晩餐」など、食に関わる活動を精力的に行っていらっしゃいます。

※べジウェルのサイトで紹介されている、本道さんの紹介記事は、こちら

そいみん。

「すぐに売り切れてちゃって……今、追加で作ってきたばかりよ!」というお弁当、なんと500円で滑り込みゲットできました。ラッキー!

本道さんのお料理をいただけるなんて、マルシェならでは!大感激。

個性あふれる出店者のみなさん

Veganic Monkey Magic(切り干し大根のピクルス&はりはり漬け・ビーガン粉チーズ・オートミールクラッカー)/みほママカフェ MAMANCHIYU ( ちまき・天むす・お惣菜)/サンフアーム(ビーガンバーガー)/salon de the Rima ( 生ケーキ・冷凍ケーキ)/こそだてシェアハウスcotoca(にじいろのおててあーと・グルテンフリーパウンドケーキ)/ROSE (ロースイーツ)/麹十cafe十soyl(大豆無農薬無化学肥料のおから使ったおからマフィン&味噌)/一般社団法人 日本食育食楽協会(健康茶・調味料)/コモズカフェ(野生で育ったコーヒー)/オルカコーヒー(キッチンカー)/Coffee shop Oasis(リヤカー・コーヒー)/へるし〜どい(自然食品販売)/陰陽ライフ(自然食品販売)/茨木県小山っ子石川 均(自然栽培野菜ほか)/神奈川県ひふみ農園(自然栽培、有機栽培野菜) 

※今回エントリーされていた方々を、順不同でご紹介しています

人気上昇中のビーガンマルシェ

日本でも、ビーガンという言葉が浸透しつつあるなか、国内最大級のビーガン野外イベント「VEGANグルメ祭り」(主催:ビーガングルメ祭り実行委員会)をはじめ、大小さまざまなイベントが全国各地で開催され、人気となっています。

精進双葉の江良さん主催によるビーガンマルシェも、都内を中心に定期的に開催され、回を重ねるごとに出展者や来場者が増えています。

(以下の写真は、2023年3月に開催されたビーガンマルシェ@千駄木の様子)

オーガニックビーガンマルシェに参加してみた感想

近年、地元野菜などはスーパーの産直コーナーでも買うことができるようになりましたが、マルシェは、農家さんや出店者と直接会話を楽しめるのが一番の魅力ではないでしょうか。

さらに、「ビーガン」「オーガニック」「自然食」「健康食品」など、ジャンルの垣根を超えて、良いものを誰もが気軽に楽しめることが目的とされた今回のようなイベントは、多様性が叫ばれる今の時代にふさわしい応援したい企画だと感じました。

とくに食にこだわりがない方でも、レジャー感覚で楽しめるマルシェ消費者にとってはもちろん、地元の農家や、出店を通じて事業の拡大につなげたい飲食店など、参加するすべての人々に笑顔と活力をもたらします。

「オーガニックビーガンマルシェ」は、今後も毎月第3土曜に行う予定だそう。安心できる食材をお探しの方はもちろん、ぜひ、多くの方々に足を運んでもらいたい、おすすめのマルシェです。

マルシェは天候にも左右されますので、お出かけの際は、開催日程や時間帯を必ず問い合わせてくださいね。

※インスタグラムでマルシェの情報を確認する→クランデール 精進双葉

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