コロンとしたフォルムとポップなカラー、味の種類も豊富な「マカロン」。
実は、意外と手間がかかり、作る工程でミスをすると仕上がりに差がでやすい、繊細な焼菓子なのをご存じでしょうか。
さらに、動物由来の素材や着色料を使うのが一般的なマカロンを、プラントベースでおいしく作るなんて、なかなかのこだわりです。
今回紹介するのは、有機JAS認証を取得している素材を使ったオーガニックマカロン店の人気商品、まだまだ珍しいプラントベースのマカロンです。
目次
- マカロンってどんなお菓子?
- 進化型マカロンとは?
- シェフパティシエ 池谷和宏氏は、どんな人?
- プラントベースマカロン「テリーヌ・ドゥ・ショコラ」
- まとめ 【店舗情報】
マカロンってどんなお菓子?
イタリア語で「繊細な生地」を意味する 「maccherone(マッケローネ)」がマカロンの語源といわれますが、 現在のマカロン「マカロン・パリジャン」は、1862年に創業したフランス・パリの老舗パティスリー「LADUREE(ラデュレ)」がはじまりです。
発祥は諸説あり、地域によって薄い生地から丸みのあるものまで異なり、製法にも違いがあるようです。基本的には卵白、アーモンド、砂糖が使われています。
ケーキと比べると、サイズも小さく高価なお菓子なので、特別な日のスイーツや贈り物の定番として購入する方が多いかもしれませんね。
進化型マカロンとは?
「KAZUHIRO IKEYA」は、日本初オーガニックマカロンの店。
「感動のうまれる美味しさを 人と地球にやさしいかたちで実現する」がモットー。
海外の有機農産物や国内産の自然農法栽培品など、地球環境・生命への配慮を大切に、子どもたちも安心して食べられるお菓子「100%オーガニック」にこだわっています。
マカロンといえば、あのカラフルさが魅力のひとつですよね。
着色料を使わなければ作れない、という常識を超え、果実や茶葉、ハーブなどの自然素材だけでパステルカラーを表現したのが「KAZUHIRO IKEYA」のオーガニックマカロンです。
素材本来の新鮮な香りと濃厚な味わい、後に引かない日本人好みのほどよい甘さ、こだわり抜いた原料から生まれるマカロンは、まさに進化型。
シェフパティシエ 池谷和宏氏は、どんな人?
山梨県出身、オーナーシェフ池谷和宏 (Kazuhiro Ikeya) 氏は、マカロン店のほか、出張料理サービス、さらに、ギタリストとしても活動されている異色のパティシエなんです。
この日、玉川高島屋に出店されていると聞き、お邪魔しました。
とにかく地球にもカラダにもいいオーガニックを広めたい!という情熱、生産者へのリスペクトとともに、毎日マカロン作りに励んでいるそう。
プラントベースマカロン「テリーヌ・ドゥ・ショコラ」
マカロンの新しいかたち・美味しさを追求するのが、進化型マカロンシリーズ。
写真は、人気ナンバーワン「オーガニック 進化型マカロン® プラントベース テリーヌ・ドゥ・ショコラ」(1個 648円)。
良質な有機チョコレートを最大限に活かすために、あえてプラントベースで作ったそう。
外側の生地は、有機ひよこ豆を使っているんですね。
豆特有のクセは、まったくありません。軽くて、さっくりした生地。
甘みは、有機てんさい糖や有機アガペなどを使用。
まるで、生チョコのような味わいと食感!これは贅沢~♪
実は私、マカロンはそんなに好きなお菓子ではなかったのですが、これをいただいてから、マカロンに対するイメージが好転しました。
厚みのあるタイプなので、ひとつでもしっかり食べ応えと満足感があります。
プラントベースとは思えぬ、濃厚リッチなチョコレートのマカロン。
温めるとフォンダンショコラのようなトロリ感だそう……これも、試してみたくなりますね。
まとめ 【店舗情報】
動物性原料不使用でも、良質な素材をたっぷりつかっているので、濃厚かつ自然な風味が楽しめる「KAZUHIRO IKEYA」のマカロン。
オーガニックだから、カラダをいたわる方にもオススメです。
マカロン各種は、オンラインショップで購入できます。
今回ご紹介したプラントベースのマカロンは、玉川高島屋の期間限定ショップで購入できます。6月21日(水)~7月4日(火)まで!
※現在、商品のリニューアル中のため、詳しくは こちらへお問い合わせください。
注)プラントベースですが、製造施設では、卵・乳・小麦・落花生を含む製品を扱っていますので、厳格なビーガンやアレルギーをお持ちの方は、お気をつけください。
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マカロンづくりでどんなところが大変ですか?と質問してみると、笑顔のまま長い沈黙が……。
どうやら、大変とか、難しいとかを考えるまでもなく、マカロンづくりに魅了され、のめり込んでおられる様子でした。