アナタは、在宅ワークや副業をされていますか?
最近は、副業OKの会社も増えてきて、さまざまな職種の中でも、隙間時間にライターをやってみたいという方が少なくないそうです。
しかし、全くライティング経験がない場合、文章や記事の書き方はもちろんですが、どうやって仕事を見つけるのか、実際の作業量はどのくらいなのか、本業と両立できるのかなど、イメージしにくくて踏み出せないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は特別に、普段はあまりお話する機会のないライターの一日をまとめてみました。
ひとくちにライターといっても、ジャンルや雇用形態はさまざま、仕事のやり方も十人十色ですが、興味のある方に少しでも参考になればと思います。
目次
- 7:00 フリーランスは自分ですべてをコントロールできる
- 7:45 一日のスケジュールを考えつつ、朝食準備
- 10:00 常にアンテナはONのまま
- 13:00 シェアオフィスでライティング
- 16:00 隙間時間をいかに効率よく使うか
- 17:00 人との出会いがすべて
- 21:00~翌0:00 帰宅後、今日のできごとをSNSでアップ
- まとめ
フリーランスは自分ですべてをコントロールできる
会社勤めをしていると、当たり前ですが決まった時間には必ず出社しなければなりませんね。
しかし、たとえばフリーランスになると、予定がない限りは、起床も就寝もプライベートも、時間の縛りは自分で決めることができます。
私の場合、まずは、なるべく早く起きて、午前中にできるタスクをガンガンこなしたいタイプ。
〈予定外の仕事が入っても、柔軟に対応できるようにしておきたいため〉
だいたい7時前後には自然と目が覚めるので、まずは大好きなコーヒーをハンドドリップでたっぷり淹れて、〈狭小部屋でも手入れなく楽しめる植物を眺めて〉しばしボーっとする時間を作ります。
目が覚めたところで、次はメールチェック。
記事を寄稿させていただいている会社や編集者からの連絡、ブログを見てくださった企業様からのコラボ案件の依頼など、重要メールが届いていないか、毎朝欠かさずチェックします。
一日のスケジュールを考えつつ、朝食準備
朝食は、しっかり摂ります。
オートミール+植物ミルク+フルーツが定番なのですが、この日は曇り空で肌寒かったので、温かいスープがほしくなりました。
冷凍ストックから大豆ミートの水ギョーザを取り出し、旬の有機春キャベツで味噌仕立てのスープを作ることに。
玄米も冷凍ストックを温めるだけ、サラダやちょっとしたおかずは、前日の残りものをお皿に盛るだけで手間なし。
ついでに、午後からシェアオフィスに持参する簡単なランチもパパッと用意!
こちらもストックしている大豆ミートが大活躍。きのこミックスを加えて、そぼろ風仕立てに。
すぐに食べない有機小松菜は、新鮮なままカットしてそのまま冷凍庫へストック。
有機青梗菜は、有機厚揚げの豆板醤炒めにしました。すべてワンパン (フライパンひとつで完了) メニュー。
朝から頑張り過ぎないのがポイント。冷凍ストックや作り置きを普段からこまめに常備しておけば、15分くらいで栄養のある朝ごはんを用意できますね。
常にアンテナはONのまま
この日は、昼前にヘアサロンの予約を入れていたので、行き道の途中で寄り道して、ビーガンカフェの新店や、アパレルショップのサステナブル商品をチェック。
普段から、ビーガンはもちろん、エシカルやサステナブルな新製品、話題のスポットをウォッチしているので、気になるものは出来るだけ自分の目で確かめるようにしています。
本屋を見つけたら、必ず料理本や雑誌のコーナーに立ち寄り、平積みや新刊をチェック。
情報は、ネットで何でも手に入り、完結するという方がいらっしゃいますが、私の場合はもっと些細なこと、リアルなことが知りたいという欲求があります。
お隣にいる方が棚から、今どんな本を手にとったかな?それ、何が面白いのかな?
お客が一番多く注文しているメニューは何かな?それはなぜ?
たいした目的もなく、ブラブラ遊んでいるのと変わりない行動なのですが、結果、仕事につながるアイデアや企画のヒントは、こういう時間から生まれています。
そういえば、最近、夕食を早い時間に済ませたり、バランスの良い菜食、断酒、ウォーキングを心がけて、いつのまにか3キロ体重が落ちました。
ざっくりですが、アプリでデータ管理しています。タンパク質や骨量は落とすことなく、BMIや内臓脂肪レベルはダウン、身体年齢も実年齢よりマイナス3歳を達成しました。
特別な運動をしなくても、日々の生活の中で体調や体型をキープしたいと考えています。ヘアサロンにも、ひとつ前の駅で降りて、少し歩いて到着。
とにかく、ついでにアレコレするのが好き!
くせ毛で悩んでいた私が、ある女性誌で活躍されていた美容家・スタイリストKディレクターの元に駆け込んだのがきっかけで、もう5年お世話になっています。
Kさんは、国内外のいくつかの拠点でお仕事をされているので、スケジュールがなかなか合わないのですが、この日、たまたま私の都合のいい場所でお願いできたのでラッキーでした。
ビーガンやオーガニックのヘアケア商品について、プロ目線の情報をもらったり、トレンドについて教えてもらうことも。
シェアオフィスでライティング
午前中に、予定通りのタスクを済ませ、シェアオフィス@外苑前へ。眺望の良い席が空いていたので、確保!
ID登録、顔認証システムで、都内に数か所ある作業スペースを自由に出入りできるシェアオフィス。
以前は、毎日のように電源のあるカフェを探し、そのたびに出費もかさんでいたのが、定額のシェアオフィスを借りることで便利に、お得に仕事環境を整えることができています。
コーヒーやミネラルウォーターが完備されているので、食べ物も持ち込めば外食費も節約できます。
この日の作業内容は、ZOOMインタビューの文字起こしと、エシカル&サステナブル情報サイトのビジネス用語解説の執筆、ブログの仮投稿など。
これからライターを目指す場合、実績ができるまで、文字単価で報酬が発生するクラウドワーカーから始める方も多いと思いますが、私はライター経験がすでに20年以上あるので、これまでの記事や実績をポートフォリオ化、クライアントにお見せしてお仕事をいただいてます。
雑誌や情報サイトの編集部と仕事を進めて記事一本単位の報酬、もしくは業務提携や年間契約、コラボ案件などは、直接企業様と交渉して報酬が発生します。
特急仕上げ (取材後、その日や翌朝までに原稿入稿)の場合などは、通常より報酬は高め。
ビーガンライターを軸に、SDG’s関係や、ライフワークのオーガニックについての記事を書くことが増えてきました。
もともとラジオやテレビレポーター、司会業をやっていたので、書くこと以外にも、講演やセミナーでビーガンやオーガニックの知識を直接伝えていくお仕事も増えそうです。
新しい学びが増え、多くの方と出会い、自分の世界が留まることなくアップデートされていくのを実感できるのがこの仕事のやりがいです。
隙間時間をいかに効率よく使うか
この日は、夕方パーティーがあるので、その前に会場周辺をちょっとリサーチすることに。
外出予定があると、だいだい早めに現地に降り立ち、周辺散策をします。何か面白いお店はないか、行列ができていれば、その傍へ行ってみます。
自分のアンテナに引っかかったものは、購入したり試食したり、写真を撮っておいて、調べなおしたりします。
オーガニックやビーガンの商品にも力を入れているイオン系のスーパー「ヴィルマルシェ」のチョコレートコーナーで、「ViVANI」の100%ビーガンダークチョコを見つけました。
ダークチョコのほかには、ナッツやビーガンクッキー、リンゴなどを持ち歩いています。外食ばかりだと、カロリー過多になりがち。
ヘルシーなおやつを持ち歩くことで、無駄づかいも防止できるし、ランチを食べる時間が取れない場合も、小腹を満たすことができます。
国内外の有機食品が揃う「ビオセボン」。お酒やコスメ、雑貨など、ビーガン製品もいろいろ手に入るので、よく利用します。
〈ちなみに、今朝食べた春キャベツも、ビオセボンで買ったもの〉
こんな調子で、ビーガンやオーガニック、エシカルショップがあれば、仕事の合間に情報収集しつつ、買物まで済ませて時間を効率良く使うことを意識しています。
仕事もプライベートも、おろそかにしたくない!タイム・イズ・マネー!
人との出会いがすべて
夕方5時。
私もライターとして参加させていただいている株式会社ブイクックさんの3周年記念パーティーに参加。
いつも、オンラインベースでコミュニケーションをしているので、スタッフのみなさんとリアルに会う機会が意外とないものです。
パーティーはあまり得意ではありませんが、初めましての方々に名刺交換をして自分を知ってもらったり、業界のリーダーや、大手企業の皆さんといろいろな情報交換、勉強をさせてもらえる貴重なチャンスタイムでもあります。
生のコミュニケーションは、本当に大事!
この日は、私の記事を見てくださっている方からも、思わぬお声がけをいただいて、やる気もUPできました。感謝!
帰宅後、今日のできごとをSNSでアップ
締めきりのある仕事が残っていたり、ブログ作業がある場合は、シェアオフィスに戻って作業することも珍しくありません。
この日は自宅に戻り、パーティーの様子をインスタグラムやツイッターにアップして一旦終了。就寝は、だいたい午前0時前後。
それまでは、気になるニュースや、自分が書こうとしている記事情報の信ぴょう性やエビデンスを確認するために、海外のシステマティックな論文を読む、寝かせておいた仮原稿の手直しなどの時間に当てています。
最近、スマホ老眼が進んでいるので、デジタルデトックスしたほうが睡眠のためにも良いのですが、のんびりもしていられない……。
まとめ
気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、ライターというのは、実際にデスクに向かって書いている時間よりも、取材やリサーチ、情報を検証する時間のほうが圧倒的に長いです。
私の場合も、取材やリサーチの時点で頭の中で原稿は8割出来ていて、あとはそれを文字に起こす作業をするだけという感じです。
最近は、ChatGPTを使いこなしたり、マーケティングが最も重要という声もありますが、いかがでしょうか。
うまい文章を書くのではなく、価値のある記事を書けるように精進したいと思う今日この頃です。
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※ビーガンが教えてくれたもの【エッセイ/vol.1】は、こちら
※ビーガンが教えてくれたもの【エッセイ/vol.2】は、こちら
返信できる内容のメールは、即座に返すように心がけています。可能であれば、その先のスケジュール調整も自分から提案したり、調整をお願いして、お互いの手間をなるべく省くようなやりとりを心掛けています。