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プレミアムな街の【循環型】ライフスタイルとは

中目黒や恵比寿から徒歩圏内の「代官山」は、渋谷区内でも屈指の人気おしゃれエリアですね。

近年、高級マンションやショップ、公園などで構成される複合型施設が都内に続々誕生する中、代官山にも最先端のライフスタイルを提案するスポットが生まれています。

2023年最後のビーガン散歩、サステナブルな循環体験ができる「代官山」エリアで締めくくりたいと思います。

Contents

  • フォレストゲート代官山
    • TENOHA 代官山
    • CIRTY CAFE
      • ALL GOOD FLOWERS
      • CIRTY BIOSK by Totoya
  • ブルーボトルコーヒー
  • ベジウエスト/八百屋&カフェ
  • ハブモアカレー
  • premium SOW(プレミアム ソウ)
  • 代官山T-SITE「プリンチ®」
  • 最先端のライフスタイルを体感しに出かけよう!

フォレストゲート代官山

2023年10月19日、東急東横線代官山駅正面口の前に開業した「Forestgate Daikanyama(フォレストゲート代官山)」。

八幡通りと代官山通りの2本の道路に接した4,000m²を超える敷地は、地上10階+地下2階、かつ中庭を内包して建てられた「MAIN棟」を貫通しており、地下1階から2階の低層部は誰でも自由に通り抜けできるようになっているのが特徴。

賃貸住宅、シェアオフィス、商業フロアで構成された「MAIN棟」と、カフェや屋上農園、イベントスペースで構成され、サーキュラーやサステナブルな生活を体験できる施設「TENOHA棟の2棟からなる施設です。

キーワードは、「」「環境サステナブル」「」。

次世代型の複合施設と注目されています。

TENOHA 代官山

代官山駅正面口を出てすぐ、「TENOHA 代官山」は、地域と消費者をつなぎ、循環型社会“サーキュラーエコノミー”を体感できるスポット。

まずは、緑あふれる「CIRTY CAFE」をのぞいてみましょう。

CIRTY CAFE

「サーキュラー/ローカル/フレッシュ」をコンセプトに、プラントベースの料理・ドリンクを提供する「CIRTY CAFE」。

岡山県西粟倉の森の劣勢木間伐材を使用した建物は、再利用可能な建築。移築をする際には、解体時に分解ができる設計になっているそうです。

食品廃棄物をバイオマス処理した結果生まれた残渣(ざんさ)を堆肥化した土を利用し、近隣の提携農家が育てた野菜や、流通に乗せられなくなった規格外野菜、店内の植物工場や屋上菜園で育ったハーブなどを使ったフードメニューで、「循環の輪」を体現。

店内の植物工場(写真上)で育った野菜や、TENOHA棟の屋上菜園(写真下)で育ったハーブなどは、サラダやスープに使用しています。

また、ローカルフードを使ったサステナブルフード&スイーツを提供している「GOOD GREEN THINGS」が100%プラントベースジェラートを販売しています。

そいみん。

フォレストゲート代官山で出た食品廃棄物は、Jバイオ方式でメタン発酵によりガスを発生させ、そのガスで電気を作ったり、残渣を肥料として再利用。CO2の削減にも貢献しているとか。

施設まるごとサーキュラーの取り組みを行っているのです!

ALL GOOD FLOWERS

処分されてしまう予定だったロスフラワーや、売れ残ったお花から作られたドライフラワーなど、花の廃棄を極力抑えた循環型のフラワーショップ「ALL GOOD FLOWERS」

理化学硝子の製造過程で捨てられてしまう部分をアップサイクルした花瓶など、サスティナブルでサーキュラーなコンセプトに根ざしたグッズも販売しています。

CIRTY BIOSK by Totoya

屋外では、日本初のゼロウェイストなスーパーマーケット、量り売りで知られる株式会社斗々屋による循環型キオスク「CIRTY BIOSK by Totoya」が登場。京都本店と国分寺店に続き、代官山店は3店舗目。

ほとんどの商品がデポジット容器に入っていて、容器を返せばお金が返金され、さらにマイ容器を持ち込んだ買い物もできます。

都市型のゼロ・ウェイストなライフスタイルを提案しています。

そいみん。

BIOSKでは、ビーガンメニューが登場する日もあるそうです!

今後も「TENOHA 代官山」の敷地内では、サーキュラーコミュニティの拠点として、様々なサステナブルなイベント・活動が開催予定!

ブルーボトルコーヒー

代官山駅から八幡通りへと進むと、12月20日にオープンしたブルーボトルコーヒーがあります。

店内のデザインを手掛けたのは、「NOT A HOTEL NASU」や「虎ノ門横丁」など、話題のスポットを手掛ける建築家 谷尻誠氏・吉田愛氏が率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズ デザイン オフィス)」。

295m²で広々、テーマはもちろん、「循環です。ブルーボトルコーヒーで排出されたコーヒー抽出殻を使ったインテリアや、建材を減らすることで環境に配慮したスケルトン天井など、なかなかのこだわり!

ワタシはハンドドリップコーヒーが好きなので、この日のブレンド「スリー・アフリカズ」を注文しました。

代官山カフェでは、コーヒー以外にもオリジナルのメニューやアイテムを楽しむことができます。プラントベースフードはありましたが、ビーガン対応はサラダの一部のみ。

そいみん。

2024年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げ、店舗で使用する電気を再生エネルギーに変更したり、乳製品よりも温室効果ガスの排出量が少ないオーツミルクへの変更オプションを無料化するなど対応を進めているそう。

ベジウエスト/八百屋&カフェ

代官山駅の北口へやってきました。

駅から徒歩3分、自然農法、有機農法、特別栽培など全国から届く野菜の販売や、カラダに負担をかけない本物の調味料、店内で販売している野菜をふんだんに使用した「お弁当」や「サラダ・デリ」も買える「ベジウエスト/八百屋&カフェ」をご紹介します。

季節ごとに「キムチ」「ぬか漬け」「おでん」「焼き芋」なども製造販売、このエリアに住む多くの有名人ファンも通う人気店です。

この日、私が狙ってやってきたのは、インスタグラムで見た3日間限定の「いなり寿司弁当」!

お弁当類は、グルテンフリー・アレルギー・ビーガンなど、スタッフに要望を伝えると、できる限り対応してくださいます。たとえば、写真上のゆで卵をあらかじめ除いたビーガン仕様にできます。

そいみん。

農薬や添加物をできる限り使用せずに育った新鮮で元気な食材、安心の調味料、デリをお求めなら、絶対オススメのお店!

ハブモアカレー

カレー好きなワタシのお気に入り店にランクインした「ハブモアカレー」。

「野菜をスパイスで食べる」をコンセプトにした、グルテンフリー&ビーガンメニュー常備の頼れるカレー屋さん!

階段を下りて地下へ。秘密基地のような、独特の空間が広がります。

南アジアや東南アジアの調理法をフュージョンさせ、日本人の舌に合うようにローカライズしたオリジナルカレーだそう。

野菜と豆のカレーセット(VEGAN)に、オリジナルの黒い辛味調味料をつけてもらいました。かなりスパイシーになるので、ちょっとずつかけて食べます。これ最高、うんまいっ!

premium SOW(プレミアム ソウ)

premium SOW(プレミアム ソウ)は、動物性食品(生クリーム・牛乳・卵・バターなど)を使わず、植物性食品のみが材料のビーガン、小麦粉や添加物を使わないグルテンフリースイーツ専門店。

テイクアウトのみですが、小さな店内にはホールケーキや焼き菓子、アイスクッキーサンドなど、お土産や差し入れにも喜ばれそうなヘルシースイーツがところ狭しと並びます。

フレーバーいろいろなビーガンアイスは、定期的にラインナップが変わるそう。全部試したい!

代官山T-SITE「プリンチ®」

旧山手通り沿いにやってきました。

代官山TSITE」の敷地面積はおよそ12,000㎡、「代官山 蔦屋書店」をメインにした複合施設です。

中目黒の「スターバックス・リザーブ・ロースタリー東京」でしか食べる事ができなかったミラノ発のイタリアンベーカリー「プリンチ®」のパンが、こちらで味わえます。

ワンコ連れの多いこのエリアの方々に喜ばれているドッグフードは、ビーガン仕様です!

モーニングもやっていますが、残念ながらビーガン仕様ではありませんでした。

「セーガレ フムス アンド アボカド」(写真)のような一部のパンメニューがビーガン仕様。動物性食材を除いて提供してもらえる場合もありますので、スタッフの方に聞いてみてくださいね!

最先端のライフスタイルを体感しに出かけよう!

※(写真)代官山T-SITE内のグロッサリーストア「FOOD&COMPANY

今年最後のビーガン散歩は、普段の暮らしではなかなか意識しづらいサステナブルな循環体験ができるスポット「代官山」をご紹介しました。

温室効果ガスの主要な排出源である都会のライフスタイルを、サスティナブルな社会に変えていくためのヒント満載でした。来年以降も、この流れは世界的に加速していくでしょう。

※(写真)代官山 クリスマスカンパニー

クリスマスシーズンです。代官山に行ったら、こちらのお店ものぞいてみてはいかが?ムードたっぷりで、気分もあがると思います♪

ビーガンもノンビーガンも楽しめるブログ「おまかせビーガン.com」。ビーガン散歩シリーズ、来年もお楽しみに!

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