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【下北沢】新しくなった「下北線路街」でビーガングルメ散歩

東京都世田谷区・下北沢エリア(北沢・代沢・代田・大原周辺)は、演劇、音楽、古着、最近ではカレーなど、さまざまな世代が集うサブカルチャーの街。

「BE YOU.シモキタらしく。ジブンらしく。」という開発コンセプトのもと「下北線路街」という名称で整備され、ユニークな施設が続々誕生しています。今日は、新しくなった下北沢でビーガングルメを探します!

お散歩コース

  • 朝食/「Universal Bakes and Café(ユニバーサル ベイクス&カフェ)」
  • 午前のお散歩/「ミカン下北」~「reload」
  • おやつ/「明天好好(ミンテンハオハオ)」
  • 午後のお散歩/小田急線南西口~「BONUS TRACK」
  • 夕食/「Why_?下北沢店」「発酵デパートメント」
  • まとめ

朝食/「Universal Bakes and Café(ユニバーサル ベイクス&カフェ)」

Universal Bakes and Café(ユニバーサル ベイクス&カフェ)は、2020年5月22日に世田谷代田にオープンした100%ビーガンベーカリー。

バラエティ豊かなパンや焼き菓子だけでなく、塩やオイルなどの調味料、キャンドルや雑貨も購入できます。住宅街の中のオアシス的なスポット。

目にも鮮やかなタルトに目移りしてしまいましたが、いちじくがゴロゴロっと乗っかった季節フルーツのカンパーニュタルト(520円、以下税込)をチョイス。

パンに合うようにブレンドされた水出しアイスコーヒー「コールドブリュー」(692円)も一緒にいただきました。

店内にはテーブル席が2つしかありませんが、お店の外のベンチが利用できます。穏やかな日差しが心地よくて、時間を忘れそうです。

新商業施設「reload (リロード)」の2階には、2号店Universal Bakes Nicome(ユニバーサルべイクス二コメ)」(写真上3点)もオープン。

もちろんオールビーガン!というか、もうビーガンという言葉で説明不要な、毎日でも通いたくなる “みんなのパン屋” さんです。テラス席も利用できるので、小さなお子様連れのファミリーにもオススメです。

スタートから優雅な気分になりました。さあ、お散歩に出かけましょう!

午前のお散歩/「ミカン下北」~「reload(リロード)」

京王井の頭線・小田急小田原線下北沢駅すぐの場所にできたミカン下北のコンセプトは、「ようこそ。遊ぶと働くの未完地帯へ」。

ワークスペース「SYCL by KEIO」や服飾雑貨、飲食店、オフィスなどが入居する5階建ての複合施設。A〜E街とフロアが区分けされています。

ベトナム料理やタイ料理、韓国料理など、まるで現地の屋台にいる気分!

下北沢は、カレー店の激戦区でもあります。毎年10月に開催される年に1度のカレーのお祭り「下北沢カレーフェスティバル」が、9/30(金) 〜10/31(月) の過去イチ長い32日間のロングランで開催中。

117店舗で、限定カレーやミニカレーが味わえるスタンプラリーも行われ盛り上がっています。ビーガンメニューを出している店もいくつかあるようです。

2021年6月16日(水)に開業した「reload(リロード)」は、下北線路街の東北沢エリアに位置する個店街。

回遊と滞留をコンセプトにしており、セレクトショップやギャラリー、飲食店やワインショップなどが集合。ポップアップの出店やイベント利用なども可能。

ちなみに、この日は中央ヨーロッパの国・チェコを紹介する日本最大級のイベントチェコフェスティバル2022が開催されていました(9月30日~10月2日まで)。

おやつ/明天好好(ミンテンハオハオ)

reload(リロード)1階にある「明天好好(ミンテンハオハオ)」。メニューは、すべて動物性不使用のビーガン。豆花(トウファ)、麻婆飯、ルーローハン、水餃子、パイナップルケーキなど、全てお店仕込みです。

絶対に食べたい!と決めていた「豆花」は、杏仁豆腐のような見ためですが、豆乳を使った台湾のヘルシースイーツ。

現地では、朝ごはんやおやつに食べられているそうです。日本でも大ブームになっています。

私が選んだのは、薬膳豆花(プーアールトウファ)(800円)。トロっとした食感の豆花と甘さ控えめなプーアールシロップ、クコの実やなつめなどの漢方素材に、サツマイモやきくらげ、タピオカなどがたっぷり入っています。

結構カロリーが高いのかな……お腹いっぱいになりました。

階段を上がり2階へ。ビーガンプロテインやスープ、スイーツが味わえるお店「FLUXCAFE」ほか、先ほど紹介した「Universal Bakes Nicome(ユニバーサルべイクス二コメ)」も2階フロアにあります。

青空の下、白壁の小さなお店が集まったこの空間、迷路のような雰囲気です。

午後のお散歩/小田急線南西口~「BONUS TRACK」

小田急線南西口を抜けて、次の目的地「BONUS TRACK」へ向かう途中にも、ビーガンタコスがいただける「KITADE TACOS(キタデタコス)」や、ビーガンやオーガニックの食品が揃うスーパービオラルがあります。

あちこちビーガン、ビーガンにやさしいシモキタ!

夕食/「Why_?下北沢店」「発酵デパートメント」

住居併設の飲食店や物販店の集まる新しい商店街が「BONUS TRACK」。敷地内の広場では、マルシェなどのイベントも行われます。

場所は、小田急線下北沢駅と世田谷代田駅のちょうど間くらいのところ。

代官山フレッシュジューススタンド「Why Juice?」から生まれた新業態が「Why__?」下北沢店。

こだわりの生産者から届いた旬の食材で、コールドプレスジュースやスムージーのほか、お弁当も販売しています。カレーフェスにも参戦してるみたいですねー。

まだ16時半だけど、早めの夕食タイム。

柑橘香るソイミートそぼろごはん(1,100円)を注文。ソイミートそぼろ、野菜のグリルやサラダがぎっしりつまったお弁当です。

はじめはそれぞれのおかずを、最後は全部混ぜるのがオススメの食べ方だそうです。

お隣の「発酵デパートメント」で、FAR YEAST BREWINGの東京ホワイト(560円)を調達。

フルーティーかつドライなセゾンスタイルのビールが、散歩の後の乾いた喉を潤してくれました。開放的な気分に浸りながら、テラスでゆっくり食事を楽しみましたよ。

ちなみに、発酵デパートメントには、ビーガンメニュー「冷たーい発酵べジ担々麺(1,200円)がありました。麺好きの方は、ぜひ味わってみて!

BONUS TRACKの敷地内で、ユニークな本屋さんを見つけました。「日記屋 月日(ニッキヤ ツキヒ)」は、コーヒーやビールも飲める日記専門店

どこかの誰かが自分のために書いた日記が販売されています。こういうところが、下北沢の面白さ!

まとめ

全長約1.7キロ、小田急線「東北沢駅」〜「世田谷代田駅」の線路跡地を開発して生まれた「下北線路街」。緑いっぱい、新しいモノ、コト、ヒトが溢れていました!エリアごとに個性があって、散歩しながらのショッピングや食べ歩きもワクワクで刺激的。

いろいろなビーガンフードを発見できて、大満足。平日もしくは週末の午前中なら、比較的混雑を避けてゆっくりできるので、ねらい目です!