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2023年お正月【Hawaii】現地特派員のビーガンスイーツレポート

アロ~ハ (こんにちは)!

2023年がスタートしましたね。

まだまだWITHコロナですが、久しぶりに年末年始を海外で過ごした方もいらっしゃるでしょう。

日本人になじみ深い「ハワイ」も、多くの観光客で活気を取り戻しているようです。

今回は、お正月スペシャルということで、「おまかせビーガン.com」新企画!

ハワイ諸島最大の島 Big Island (ビッグアイランド) から、ハワイ特派員「トモモ」がハワイアンスイーツをレポートしてくれます。

そいみん。おすすめ、ビーガンスイーツが楽しめるオアフ島のローカルカフェもおまけでご紹介します。

【目次】

  • ハワイのロコの好物「Kulolo(クロロ)」
  • ココナッツを使ったハワイアン デザート「ハウピア」
    • ハワイアンフードとは
  • ジェイクも愛するオアフ島のローカルカフェ「Coffee Talk
  • まとめ   

ハワイのロコの好物「Kulolo(クロロ)」

トモモ

初めまして、ハワイ島在住のトモモです。

ハワイで見かけるビーガン食品やレストランなどを不定期にレポートさせて頂きたいと思います。

第一弾は、やはりハワイならではの食べ物

ロコ(ローカル/地元の人々)が大好きなスイーツ「Kulolo(クロロ)」をご紹介します。

Kulolo(クロロ)は、ハワイスイーツではなく「ハワイアンスイーツ」です。

ハワイがアメリカになる前のハワイ王朝があった頃からの伝統的なお菓子。

タロイモ (英語ではtaro(タロ)と呼ばれています) を長時間蒸した後に潰し、ココナッツミルクと砂糖きびを混ぜ合わせたもの。

この写真のKulolo(クロロ)は、カウアイ島限定のHanalei Taro(ハナレイタロ)の製品。乳製品不使用、グルテンフリーで、ビーガンも安心です。

Hanalei Taro(ハナレイタロ)は、創業100年以上、6代続く家族経営の農場で、Taro Mochi Cake、Zesty Taro Hummus、Hanalei Taro Veggie Burgers、Kūlolo、Taro Smoothiesなどの製品はすべて実家のレシピをもとにしたオリジナル商品で大人気なのです。

そいみん。

オアフ島に3年も住んでいたのに、食べた記憶がないなあ。

ポイ (ハワイの主食、タロイモを蒸して発酵させたペースト状の食べ物) とは違うの?

トモモ

ポイは、そのままで食べることもあるけど、色もグレーであまりおいしいとは感じられないかもね。

Kulolo(クロロ)は、ほんのり甘めのココナッツ味。羊羹を少し柔らかくしたような、モチモチ食感がたまらないんだよ!

ハワイのコナコーヒーとの相性、抜群!!

そいみん。

コナコーヒー大好き!一緒に食べてみたい!クロロは、どこで買えるの?

トモモ

スーパーやファーマーズマーケットでよく見かけるよ。ハナレイタロは、フードトラックで販売もしてる。

ほかの製造会社は、原材料にハチミツや精製された砂糖を使っていたりもするので、購入する際には確認してね。

ココナッツを使ったハワイアンデザート「ハウピア」

そいみん。が大好きなTed’s Bakeryの「ハウピアパイ」(写真下)
トモモ

ハウピアは、ココナッツミルクプリンのようなデザート。

温めたココナッツミルクに、すりつぶしたタシロイモを加えて固まるまで混ぜたものだけど、今は、砂糖キビ・コンスターチ・水などのレシピで作られているものがほとんど。

クリーミーで甘く、口溶けがまろやか。

ウェディングやルアウでも、よく使われているよ。

あっさりとした味わいなので、塩気の濃いハワイアンフードを食べた後のデザートにもぴったり。

マクドナルドでも、時期によってハウピアパイが販売されるよ。

そいみん。

マックにあるってことは、人気の定番デザートの証だね。私は、テッズベーカリー(写真)のハウピアパイにハマっちゃって。

ワイキキのフードパントリー(閉店)でよく買っていたなあ。

今は、ノースショアのお店まで行かないと買えないみたいだね。

トモモ

チョコレートハウピアクリームパイは、テッズベーカリーの名物で、ファンが多いよね!

ハウピアは、ハウピアパイやハウピアブラウニーなど、いろいろに加工されて売られているけど、ビーガンとは限らないので、厳格な方は原材料チェックを。

ハワイアンフードとは

ハワイアンフードとは、ハワイ王国時代より前から伝わる伝統料理の事で、古代ハワイアンの知恵で育まれた食文化が反映したものを指します。マルケサス諸島からポリネシア人がカヌーでハワイへと渡ったのは、6世紀から7世紀の頃とされています。その際に彼らが持ち込んだ、“カヌープランツ”(カヌーで持ち込んだ植物)と呼ばれるKalo(タロイモ)、‘Ulu(パンノキ)やMai‘a(バナナ)、そして‘Uala(サツマイモ)、Ko(サトウキビ)などが栽培され始めると、瞬く間にハワイに広がりました。そしてその調理法は多岐に渡っています。

※ハワイ州観光局 allhawaii.jp より抜粋

ジェイクも愛するオアフ島のローカルカフェ「Coffee Talk」

そいみん。思い出のカフェ「Coffee Talk」

コロナの影響で、ハワイもこの2年で街が大きく変化し、長年愛されてきた飲食店や小さなグロッサリーストアなどが閉店してしまいました。

しかし、そいみん。のフェイバリットカフェは、変わらず健在の様子!(とてもウレシイ!!)

オールドタウンであるカイムキにある、居心地最高のカフェ「Coffee Talk」。

※現在は、「Talk Kaimuki」と店名が変わり、16:00でカフェは一旦クローズ。18:00~バー営業しているそう。

ハワイの大学に通っていたころ、よく友人と待ち合わせして、宿題や試験勉強をしていました。

ワイキキあたりの、観光客であふれかえるカフェとは違い、地元に根差したロコの憩いの場。飾らない、ピースフルな時間が流れています。

ハワイといえば、ウクレレ

ホノルル出身のウクレレ奏者、ジェイク・シマブクロもふらりと通うお店としても有名です (アルバムには、その名も「Coffee Talk」という曲があります)。

レジの横にならぶ手作りのケーキや焼き菓子など、どれも普段使いの、飽きのこない素朴なおいしさ。

今はビーガン&グルテンフリーのスイーツも日替わりで提供されているみたい!

ロコの日常を体験したくなったら、足を運んでみてください。

まとめ

歴史的に移民が多く、さまざまな文化を融合して独自の文化を築いてきたハワイ。

パンケーキやアサイーボウル、かき氷の元祖であるシェイブアイスも、ハワイでブレイクした食べ物。

オーガニックスーパーや、ファーマーズマーケットがあたりまえにあるハワイ、ヘルシーなグルメやスイーツ、ビーガン食もどんどん増えている様子。

これからもトモモに伝えてもらいたいと思います♪

というわけで、2023年、今年も「おまかせビーガン.com」よろしくおねがいします!

マハロ (ありがとう)!

※ビーガンスイーツと普通のお菓子、違いは →こちら