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世界人口の増加による食糧危機、ビーガンを選択することで世界は変わる

最近、あらゆるモノの値段が上がってるなと感じませんか?

家計の負担は重くなるばかりですが、さらに発展途上国では、食料価格高騰に加え食糧不足の問題が深刻化しています。日本も他人事ではない食糧危機についてお話します。

【目次】

  1. 止まらない値上げラッシュ
  2. 世界は今、食糧危機が叫ばれている
  3. フードテックは、食糧危機を救うのか
  4. 私達の「選択」と「行動」で世界は変わる

止まらない値上げラッシュ


ご存じのように、日本は食品や飲料の値上げが相次いでいます。

どうやらこの値上げは止まらず、年内には2万品目を超える可能性があるといいます。

ロシア・ウクライナ紛争、新型コロナウイルス、気候変動、円安など、値上げの要因はさまざまです。

世界は今、食糧危機が叫ばれている


国連は、現在77億人の世界人口が、2050年には97億人に達するという見通しを発表しました。
食糧の供給が追いつかない中で、しわ寄せは特に発展途上国に来ています。

ゲスト

日本は、もう何年も給料が上がっておらんが物価は上がり続けている、

いつの間にか日本は貧乏な国になってしまったのう・・・

ゲスト

だけど、ボクの住んでる街では、栄養失調で苦しんでいるような人は見かけないニャ~。規格外の野菜やコンビニ弁当の大量廃棄だって、まだまだあたりまえのように見られる光景だニャ~。


輸入に頼りきりの日本に住む私達は、当然ですが世界の食糧事情に影響を受けます。

迫りくる食糧危機に、どう対応すればいいのでしょうか。

フードテックは食糧危機を救うのか


ビーガンは肉を食べません。牛のゲップがメタンガスを排出し、地球温暖化につながることを知っています。

動物愛護の精神もあります。飢えた人々のもとへ運ばれるべき食べ物は、食肉を作るために飼育される動物のエサになっていることも。

今、世界のほぼ10人に一人が飢餓に苦しんでいる一方で、肉の消費は先進国を中心に増え続けているという飽食と飢餓需要と供給のアンバランスを、テクノロジーの力で解決しようとする動きも加速しています。

代替肉や培養肉、昆虫食などで食の問題を解決しようとするフードテック産業は、株価を左右するトレンドです。しかし、それだけで本当に食糧問題が解決できるのかは疑問です。

私達の「選択」と「行動」で世界は変わる


たとえば、週に一回でも、肉を食べない日を作るのは、大変なこと?

私達一人一人が、少しだけ肉の消費を減らす、それは難しいことでしょうか。

肉の問題だけではなく、これまでの大量生産、大量消費のシステムによって失ったものを私達はもう一度見直し、未来に向けてどうすれば持続可能なより良い生活を送れるようになるのかを考えなければなりません。

テクノロジーの力を生かすだけでなく、有機農業地産地消など、本来あるべき姿に気づくことも重要です。

問題の多くは、人為的なもの。ならば私達が選択や行動を変えることで解決できるはず。

ビーガンは、環境にも動物にも、自身の体にも優しい食であり、ライフスタイルです。

ビーガンを選択することも、ひとつの行動といえるかもしれません。

ゲスト

もはや日々食べられることに、あぐらをかいておっちゃいかんな。

ゲスト

僕の食べ物はどこからやってきたものなのか、知りたくなってきたニャ~!

参照

一般社団法人 農協協会/迫る食料危機 悲鳴をあげる生産者
https://www.jacom.or.jp/nousei/tokusyu/2022/07/220720-60459.php

そいみん。

食べ物の源流については、2008年公開のアメリカ映画「フード・インク」、食糧危機について知りたくなったら、2015年にドイツで公開された映画「10 billion What’s on your plate」(邦題:100億人は何を食べるのか?)を観るといいですよ。世界が直面する食糧問題に鋭く迫ったドキュメンタリーです。

※ベジタリアン、ビーガン、フレキシタリアンについての記事は、こちら