ビーガンの新店が続々オープンしているオシャレな街、恵比寿。
オフィスやエステサロン、スポーツジムなどが密集するエリアだけに、カラダに気をつかうビジネスマンやトレーナー達が集うヘルシーなビーガンカフェやレストランの名店が見つかります。
今回は、おひとり様でも気軽に立ち寄れる、健康にこだわったお店をピックアップ。
話題のヘンプフードやCBD、酵素ドリンクや酵素玄米を試したことがないなら、この記事を参考にお出かけくださいね。
【目次】
- HEMP (ヘンプ) 体験できるカフェ
- medel deli (メデルデリ)
- HEMP CAFE TOKYO
- 「酵素」にこだわるお店
- KO-SO CAFE BIORISE(コウソカフェ ビオライズ)
- SUMI-BIO(スミビオ)
- ヴィーガンコンビニ
- WELLER (ウェラー)
- まとめ
HEMP (ヘンプ) 体験できるカフェ
medel deli (メデルデリ)
店頭には、リンゴとバナナが入ったボックスが置かれていて、ナチュラル感たっぷりな medel deli (メデルデリ) 。
ヘンプ (麻) の茎を練り込んだ、めずらしい珪藻土 (けいそうど) の壁が特徴。
店内には、流木で作ったテーブルやイス、注文カウンター、食材の販売コーナーがコンパクトに配置されています。
2022年に「マルゴ デリ エビス」から「medel deli」として改装オープン。
十年以上前から「環境にも人にもやさしい」をコンセプトに、新鮮で素材にこだわったフレッシュジュースやスムージーボウル、デリやスイーツなどを提供しています。
メニューには、成分無調整有機豆乳/国産RAW蜂蜜/有機牛乳/ヴィーガンの4種のマークが表記されているので、特定の食材を避けたい方も安心。
20種以上あるフレッシュなスムージーの中から、キウイと粗糖のみで作った「キウイフルーツ」(写真)を注文しました。
朝イチのさわやかなスムージー、カラダも気分もスッキリ目覚めるのがわかります。
HEMP (ヘンプ) とは、
アサ科の一年草。主に繊維用に品種改良された麻を「ヘンプ」と呼んでいます。
GOHEMPのページより引用
HEMP CAFE TOKYO
HEMP CAFE TOKYOは、2017年に「ウェルネス」と「サスティナブル」なライフスタイルを提案するレストランカフェとしてスタート。
「HEMP(麻)」と「100%VEGAN」がコンセプトで、ほかでは味わえないヘンプをつかった料理やスイーツが味わえるほか、CBDオイルを試したり購入もできるスポット。
ヘンプカフェの公式サイトによると、ヘンプ(麻)は、古代から3000年近くにわたり、繊維、紙、衣類、建材、医薬品を生産する重要かつ持続可能な天然資源。
アレルギーやGMO(遺伝子組み換え作物)などの問題がなく、食の安全が問題となっている現代において、子どもからお年寄りまで安心して食べられる植物。
CBDは、ヘンプやマリファナ(カンナビス)に含まれるカンナビジオールという成分。
体の免疫システムやホルモンのバランスを調整する働きがあり、他の薬物のような依存性はないそうです。さまざまな疾患を治療・軽減する効果が期待される、医療価値の高いものだそう。
「健康と環境を考えたら、ヘンプ(麻)料理に行きつきました」というオーナーシェフの宮内さん。
この日はランチタイムに好きなドリンクを選ぶと、好きなCBDオイル (なんと無料サービス!) を入れてもらえるとあって、CBDオイルに初挑戦。
いろんな種類があり、選び方もよくわからないので決めかねていると、宮内シェフが初心者向きのCBDオイルを選んでくださいました!
いかにもカラダに効きそうな「88種の酵素原液の炭酸割り」にMCTオイルでクセのない味という「グリース」をドロップしていただきました。特に味や香りは感じません。
酵素ドリンクは、やさしい酸味と甘みで、シュワシュワのカクテルを飲んでるみたい♪
エンドウ豆のパティをつかったバーガーや、焙煎玄米ライスの石焼ビビンバやタコライスなど、ワイルドかつ繊細なフードに魅了されます。
大豆ミート (味はしっかりジュージーで、お肉みたい!) をつかったタコス は、ディルやパクチー、ライムが口の中をさっぱりさせてくれて、いくらでも食べられそう。食後もまったく、胃もたれなし!最高です。
ヘンプやCBDに興味はあるけど、ぜんぜん知識が追いつかない!なんて私みたいな人は、お店で取り扱っているブランドのことなども、スタッフに聞いてみましょう!
宮内さんの本も、わかりやすくて入門編として最適。店内で読めたり、購入もできます。
The CBD Vegan Recipe Book/CBD ヴィーガンレシピブックは、こちら
「酵素」にこだわるお店
KO-SO CAFE BIORISE(コウソカフェ ビオライズ)
グルテンフリー、ベジタリアン、マクロビオティック、そしてハラルにも対応する KO-SO CAFE BIORISE (コウソカフェビオライズ) 。いかにも、ヘルシーなイメージの看板ですね。
メニューを広げると、パスタやデザートなどバラエティに富んだラインナップ。
「え⁈ これ、全部ヴィーガンなんですか?」とおもわず聞いてしまいました。テンション上がります。
無農薬、無化学肥料、オーガニックの野菜を優先して使用。動物性食材、卵、乳製品、化学調味料、白砂糖も一切使用していないそう。
ジムでカラダを鍛えている男性も、ここでスイーツをおもいきり楽しんでいるという噂……。
一番人気は、焙煎玄米粉とそば粉、低糖質・低カロリーの豆乳ホイップをつかった「デトックスブラウンパンケーキ」(1,510円) ですが、そのミニ版が「デトックスプチパフェ 」。
生地に練り込まれている炭のような粉が焙煎玄米粉で、大量の食物繊維を含み、糖質や脂質を吸着して体外に排出する効果があるそうです。食後のデザートにもピッタリなサイズで、ありがたいですね。
見た目はキュートですが、パンケーキ生地はほろ苦くビター、大人の味でした。
SUMI-BIO(スミビオ)
日本で野菜主体のレストランがまだ少なかった頃から続く SUMI-BIO(スミビオ)は、オーガニック食材や酵素ドリンク、酵素玄米などにこだわったべジ料理ダイニング。
ランチタイムは、酵素玄米の定食やドリアが人気。
代謝が活発になり、お肌にも良いというオリジナル「酵素野菜ジュース」は、胃の消化も助けてくれるので、食前に飲むのがお店のおすすめだそうです。次回は、是非に。
柔かくてお赤飯のような見た目の酵素玄米とは、玄米に小豆とお塩を入れて、高温高圧で柔かく炊き上げた後、保温しながら熟成させていく玄米ごはんのこと。
保温熟成する事でメイラード反応(糖化現象)が進み、甘味と旨みが増し、味わい深くなります。
ヴィーガンコンビニ
WELLER
コンビニのヴィーガン版がWELLER (ウェラー) です。野菜や総菜、調味料や日用品まで、いろいろな商品が揃います。
一般的なコンビニと大きく違うのは、やはり商品のクオリティ。オーガニックが多いので、ビーガンでなくても健康志向の方がよく利用されています。
WELLERでは、健康のために植物由来のものをそのまま加工・精製せずに食べる「プラントベース ホールフード」の食生活をすすめているそうで、マルシェは国産の有機野菜や、旬の果物がビオ・マーケットから届く毎週月曜日に開催中。
訪れた日は、ジャガイモやニンジンのお得な袋詰めをやっていました。単に便利なだけでなく、質にこだわるコンビニが、日本にもっと増えてほしいですね!
まとめ
ビーガンが楽しめる店が多い恵比寿では、フルーツサンドやファラフェル、ピザなど、ヘルシージャンクなビーガンフードも話題ですね。
どこへ行っても、味のレベルがとにかく高くて、おいしくて、美しい!
ビーガンシェフ達の努力にも、感謝したくなりました。
※プラントベースホールフードとは、こちら
※ビーガン散歩「二子玉川」は、こちら
※ビーガン散歩「錦糸町~清澄白河」は、こちら
3階スペースでは、料理教室やイベントも開催されます。
お隣には、衣食住医をはじめとする様々な業界から注目を集めるHEMP(ヘンプ)素材を使ったブランド GOHEMPをはじめ、ハンドメイドで丁寧に作られたアイテムを販売する姉妹店 Juzuがあります。